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技術、営業とキャリアを重ねてプロダクトマネージャー、そして技術統括に

画像システム事業部 2D事業技術統括
兼 プロダクトマネージャー※取材時

2017年入社(取材時5年目)

  • 若手でも大きなチャンスが与えられる環境でチャレンジしたい

    大学時代は情報工学を専攻し、当時は、将来開発職に就くだろうと考えていました。しかし、仕事について具体的にて考え始めたとき、技術職のみを仕事としてよいのかという漠然とした不安を抱くようになりました。なぜなら、一般に開発職に就くと、自分が開発した製品が、その後どのように価格設定され、どう販売されているのか、どのような製品に価値があるかを真に理解できないままになるのではないかと感じたからです。そんな思いから、就職活動は技術と営業の両面を学ぶことができる企業を探すことに決めました。
    ただ、いざ企業研究をしてみると、特に大企業などは入社するときから「技術職」と「営業職」いずれかに決められており、両方を武器にすることは難しいと感じました。そんなときに友人からリンクスを紹介され、会社見学に行き話を聞いてみると、自分が思い描く働き方ができると感じ、入社を決めました。技術と営業の両方のスキルを身に着けられるのはもちろん、会社の成長のために、歯車のひとつではなく自分ごととして動けるような人材を目指している自分にとって、年齢に関係なく若手でも大きなチャンスが与えられ、早い段階で成長できる環境がマッチしていると感じたからです。また、「画像処理」という大きなマーケットの柱をもっているのも、魅力のひとつでした。

  • 入社3年目で任されたプロダクトマネージャー
    技術や営業での経験を活かして新たな挑戦

    入社後すぐは技術部署に配属され、お客様の技術サポートとしてお客様が作成したいアプリケーションの土台となるプログラムの作成や、いただいた質問に回答するといった業務を担当しました。具体的には、例えば「金属部品の傷を見つけたい」という案件に対し、HALCONを用いるとどのようなアプローチで傷を見つけることができるかについて、サンプルプログラムや説明のための資料の作成を行いました。
    その後1年目の10月に営業に配属になり、お客様の課題のヒアリングや、HALCONでどう課題解決できるかのご提案を行うようになり、3年目にはHALCONのプロダクトマネージャーに抜擢されました。

  • 既存の枠にとらわれずに会社の成長を考える

    プロダクトマネージャーは、一言でいえば担当製品の販売責任者です。日本企業の技術的な需要・動向分析などを海外の開発元と共有しながら、価格交渉や機能改善要求を行います。その一方で、社内の営業チームが動きやすいよう競合比較資料の提供や市場調査といった後方支援を行うのもわたしの仕事です。また、画像処理ソフトウェアは新規開発から実装に至るまで3年近くの年月を要することから、3年先に市場規模拡大が見込める顧客の開拓に向けて戦略立案を行い、営業チームにフィードバックすることもあります。目先の数字に囚われず大局を見る必要があるため、仕事の目測を誤らないよう優先順位を明確にすることを心がけています。
    技術サポートや営業のキャリアを重ねてプロダクトマネージャーとなった今、製品の責任者としてますます視野を広げていく必要性を感じています。もし今、売上が下降しているとしたら、その原因は営業戦略なのか、景気後退なのか、それは国内だけなのか世界的な潮流なのか・・・見極める力をもっと磨いていきたいですね。
    また、4年目の1月にはプロダクトマネージャーに加え、画像システム事業部 2D事業の技術統括を担うようになり、メンバーのマネジメントも行っています。
    1製品の責任者としてだけでなく、事業を拡大させるために、どのような戦略・組織が必要となるかを考える機会が増えました。まだまだ勉強中ですが、既存の枠に囚われずに会社の成長を考えることのできる人材になっていきたいと思っています。

1日の流れ

  • 9:00
    出社
    本日の打合せの準備やメールチェック
  • 10:00
    競合製品を活用している顧客向けに
    リンクス製品に置き換えていただくための営業プレゼン
  • 12:00
    昼休憩
  • 13:00
    技術的にお困りごとがある
    顧客向けに技術コンサル
  • 14:00
    顧客と価格交渉
  • 15:00
    社内会議にて組織の未来像構築と
    ボトルネックについて協議
  • 17:00
    海外の開発元と次の戦略策定のための
    Webミーティング
  • 20:00
    退社

休日の過ごし方

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平日は一生懸命働き、土日は一生懸命遊ぶ、とメリハリをつけるように心がけています。最近はコロナの感染拡大で以前に比べ外に出る機会が減っていますが、入社したころは、妻と観光やイベントによく出かけていました。

子どもができてからは、子どもと公園で遊ぶことがいちばん多いですね。